静岡市PTA連絡協議会
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令和5年度専門委員会

 

家庭教育委員会活動報告

家庭教育委員会活動報告
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家庭教育委員会全体講演会
2023-10-04
日時:令和5年9月2日
場所:静岡市民文化会館 中ホール
参加者:静岡市生涯学習課、市P連正副会長、市P連家庭教育委員会正副委員長及び正副ブロック長、他各校PTA会員193名
 
〜次第〜
1. 開会の言葉
2. 生涯学習課課長挨拶
3. 市P連会長挨拶
4. 家庭教育委員長挨拶
5. 講師紹介
 講演会:【科学的に考える子育て〜エビデンスに基づき子どもの発達を支える】
 講師:子どもの発達科学研究所 副所長 大須賀優子氏
6. 謝辞 花束贈呈
7. 閉会の言葉
 
感想
 講師に大須賀優子氏をお招きし、「科学的に考える子育て〜エビデンスに基づき子どもの発達を支える〜」というテーマでご講演いただきました。
 科学的データに基づき子どもの発達をとらえ論理的に子育てに向き合う方法を具体例を示しながらお話くださいました。
内容を少しご紹介させていただきます。
 
⚫︎非認知スキル(目的を達成する力、他者と協働する力、情働を抑制する力)を育てる事により、認知スキル(読み、書き、計算、理解)も向上するので、これらをバランスよく育てる必要がある。
⚫︎脳の発達には順序があり、言語や認知、抑制をつかさどる脳はゆっくり発達する。
 人は言語で抑制するので、子ども自身の言葉(内声)を育てるために
 ・大人の内声を子どもに聞かせる。
 ・子どもの内声を代わりに言葉にしてあげる。
⚫︎「違っている」は「間違っている」ではないので、「当たり前」の罠にはまらない。
 ・「当たり前」ができなくても叱らない。
 ・「当たり前」のことでも丁寧に教える。
 ・大人にとって「当たり前」でも認める。
⚫︎子どもの行動をABC分析して捉え、
 普通の行動をほめて支える。
 A: 行動の原因を取り去る。
 B: 逸脱行動はあえて無視し、別の行動を教え、コミニュケーション、余暇スキルを大切だとわからせる。
 ・立ち歩く→頼む
 ・泣く→交渉する
 ・ケンカする→話し合う
 ・ゲームする→別の遊び
 C: 適切な行動を褒める。
 
 すべては紹介しきれませんが、私たち自身の子育てに実践できる内容が盛りだくさんの講演でした。
 当日は193人のPTA会員のみなさんが参加、子どもの行動の捉え方、対応について、すぐに実践出来る内容だったため興味をもって聴いていただけました。
 講演後の質疑応答の時間が短く、たくさんの質問のうち限られた質問にしかお答えいただけなかったことが残念でした。参加者からのアンケート結果からも、家庭教育委員をはじめ多くの保護者の方々にご満足いただけたようです。今回の学びを所属の各学校の保護者の皆さんにお伝えいただけたら嬉しいです。
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