静岡市PTA連絡協議会
〒424-8701
静岡市清水区旭町6番8号
静岡市教育委員会学校教育課内
TEL&FAX:054-351-1740

 
 

児童生徒の熱中症事故防止について

   
 静岡市では5月13日に本年初の真夏日を記録し、日々暑さが増しています。本年度は新型コロナウイルス感染症対策として2ヶ月ほど学校が臨時休校となっていたことから、暑さが増してくるこの時期に学校生活が徐々にスタートすることになりました。家庭で過ごしていた時間が長く、体が学校生活に十分慣れていないことやマスクを着用した生活を余儀なくされていることで、本年度は例年以上に子どもたちの健康管理に注意する必要があります。
 現在、市内小・中学校には、教育委員会からも熱中症事故防止に向けて環境省からの「熱中症関連普及啓発資料」などが紹介され、これらを参考に学校側も教育活動に細心の注意を払っているところです。
 PTA会員の皆様におかれましても、下記の学校での留意点やリーフレットなどを参考にして、各家庭において新型コロナウイルス感染拡大防止とともに熱中症にもご留意いただければと思います。
 
◇学校における熱中症事故防止に向けた留意点(参考:児童生徒支援課)
 
1.マスクを着用している状態では、体内に熱がこもりやすく熱中症になる危険性が高まると考えられる。普段よりこまめに休息をとったり、水分をとる時間を作ったりするなど、熱中症事故を未然に防ぐ手立てを講ずる。
 
2.個人の体調によっても熱中症になりやすい場合があるので、睡眠や食事など体調管理をしっかりさせる。また、活動前の健康観察などを通して児童生徒の健康状態を把握する。
 
3.熱中症の疑いがある症状(頭痛、吐き気、めまい、筋肉のけいれん等)がみられた場合には、直ちに活動を中止させ、水分・塩分補給、体温の冷却、病院への搬送等適切な処置を行う。一時的に涼しい場所で休憩をとらせる場合でも、指導者の目が行き届く場所で休ませるなど、経過を観察する。
 
4.長時間屋外で活動する際には、熱中症対策としてテントの設営も検討する。市防災局によって学校に配備されているテントは、特に使用許可を得ずに使用することができる。
 
5.テントを使用する際には、突風による飛散がないよう確実に固定する。
 
6.高温の状況によっては、予定していた活動内容を変更したり、中止したりするなど、柔軟な対応を検討する。
 
(参考)
 
◇学校の体育授業におけるマスク着用の必要性について
(スポーツ庁政策課学校体育室より抜粋)
 
 学校における基本的な感染症対策として、飛沫を飛ばさないようマスク着用が大切です。一方、運動を行う際にマスクを着用する場合、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが指摘されています。運動時の身体へのリスクを考慮して、学校の体育の授業には、マスクの着用は必要ありませんが、体育の授業における感染のリスクを避けるためには、地域の感染状況を踏まえ、児童生徒の間隔を十分に確保するなど、下記の事項を十分に踏まえた対策を講じることが必要です。
 
1.マスクを外しているときには、児童生徒間の距離を2m以上確保するとともに、ランニング同じ方向に動く場合は、さらに間隔をとること。また、児童生徒が教え合う場面では、互いの距離を2m以上確保するとともに、不必要な会話や発声を行わないよう指導すること。
 
2.軽度な運動を行う場合や児童生徒がマスクの着用を希望する場合は、マスクの着用を拒否するものではないこと。また、マスク着用時、児童生徒の呼吸が苦しい様子が見られる場合は、必要に応じてマスクを外し、他の児童との距離を2m以上確保して休憩するよう指導すること。
 
3.当面の間、地域の感染状況を踏まえ、体育の授業は、熱中症事故防止に留意しつつ可能な限り屋外で実施すること。体育館など屋内で実施する必要がある場合は、呼気が激しくなるような運動は避け、窓やドアを広く開け、こまめな換気や消毒液の使用などを実施すること。
 
4.毎朝の検温や健康観察により学習前の児童生徒の健康状態を把握し、体調が優れない児童生徒の体育の授業への参加は見合わせること。また、授業を見学する児童生徒については、マスクを着用させるとともに、児童生徒間の距離を1~2m以上確保すること。ただし、気温が高い日などに屋外で授業を見学する場合は、マスクを着用した児童生徒が熱中症にならないよう、日陰で見学させたり、必要に応じてマスクを外し、他の児童生徒との距離を2m以上確保するよう指導すること。
 
5.教師は、原則として体育の授業中もマスクを着用すること。ただし、自らの身体へのリスクがあると判断する場合や、児童生徒への指導のために自らが運動を行う場合などは、マスクを外すことは問題ないこと。なお、マスクを外す際は、不必要な会話や発声を行わず、児童生徒との距離を2m以上(ランニングなどで同じ方向に動く場合は更に長い距離)を確保すること。
 
6.児童生徒が密集する運動や児童生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い運動については、地域の感染状況等を踏まえ、安全な実施が困難である場合、当面実施せず、年間指導計画の中で指導の順序を入れ替えるなどの工夫を行うこと。
 

熱中症予防リーフレットダウンロード

熱中症予防リーフレットダウンロード
 
qrcode.png
http://pta-shizuoka-city.org/
モバイル版はこちら!!
バーコードリーダーで読み取り
モバイルサイトにアクセス!

<<静岡市PTA連絡協議会>> 〒424-8701 静岡市清水区旭町6番8号
(静岡市教育委員会学校教育課内) TEL:054-351-1740 FAX:054-351-1740